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オーリ リチャ
博士(言語学) お茶の水女子大学 比較社会文化学専攻 国際日本学領域 博士論文 地域日本語教育の批判的再検討 ー 支配的イデオロギーと力関係の観点からー 現職位 特別語学講師(千葉大学) 担当科目: 1) クリティカルシンキングとポプカルチャー 2) クリティカルシンキングを促す異文化間教育 3) 日本における異文化間教育 4) 英語:プレゼンテーション、インターアクション、ディスカッション、ライティング |
研究領域彼女の研究領域は言語教育におけるクリティカルシンキングの向上や、異文化教育の脱植民地化、および言語や異文化教育のクラスにおける知識の構築です。最近では、New Face of Japan(ニューフェイスオブジャパン)というプロジェクトを立ち上げ精力的に取り組んでいます。このプロジェクトでは多様化が進む日本の 'new face’(ニューフェイス) の生の声や経験を記録しています。そして多様性を歓迎する日本社会で生まれる問題や葛藤、挑戦などに着目しています。
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最近の研究
文化的差異に関するクリティカルリテラシーを促す「アクティブ・ナレッジ」の探究学術研究 助成基金助成金 基盤研究(C)(一般)課題番号:19K00716(平成31年度〜)慶應義塾大学総合政策学部・准教授・杉原由美との共同研究
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研究論文
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Ohri Richa,「○○国」を紹介するという表象行為-そこにある「常識」を問う-, 言語 文化教育研究 第14巻,査読有, pp. 55 – 67, 2016
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Ohri Richa, 母語話者による非母語話者のステレオタイプ構築-批判的談話分析の観点から-リテラシーズ (2), 145-163, 2006
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TEDxChiba
愛は教育の核心にあるべきです。我々は小さいときから相手との差異を受け入れ、尊重することを学びます。これはいわば、相手に愛をもって接することを学んでいるということです。しかし、成長するにつれて相手に対する偏見をもったり、差別したり、排除したりしてしまいます。世界中どこ見渡してもこの悲しい現実は存在します。この現状は教育で変えられます。現在の教育は、 "これ”という一つの観点に注目し、それがあたかも"全て"であるかのように知識を扱います。一つの観点にしか注目しない結果、それ以外の事実に直面したときにみんな困惑します。このTED talkでは、学校・大学教育でもっと丁寧に、様々な観点からたくさんのストーリーを紹介する必要があることを強調しています。
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